処女作「平等院表参道」

CIMG3823_convert_20090610091946.jpg
            平等院表参道        F8
 
 私の水彩画は、この作品「平等院表参道」から始まりました。
昨年8月に絵に対する論理も理屈も持たず、ほとんど無垢な状態で、この場所をモチーフにした絵を描きたいと思い何度も現地に足を運び、その景色を切り取っては、この絵を完成させました。
 ・構図は、どこに焦点を当てるか、どの様にデフォルメし何を省略して描くか。 生活感や空気感にも配慮して描写する。
 ・彩色にあたっては、季節感を出すのに、空の色、山の色、樹木の色をどの様に彩色していくか。
 ・陰影は、光はどちらの方向から当たっているか。
 本来は、こうしたいろんな要素が求められており、こうした事柄を念頭におきながら、描いていく必要があるのだと思いますが、そうした観点からこの絵をみてみると、この一枚の絵の中に、いろんな課題が凝縮されているように思います。
言ってみれば反面教師のような作品に仕上がっています。
 遠近法や彩色法、分割法、省略法等々、画法や技法等の基礎的なスキルを持たないまま、ただ「楽しく丁寧に美しく」などと独りよがりで描いた作品であることから、無理からぬものがあると自分自身も納得しています。
 技法や表現テクニックなどは今後、沢山の絵を描いていくことによって、徐々に自然と身についてくると信じていますが、やはり、今のうちに基本となるところは、しっかり押さえておく必要があると思っています。
 時々、この絵を出してきては、向かい合いながら絵の原点に戻って、自分自身の課題を確認する大切な一枚のこの絵が「平等院表参道」です。
 なお、大胆にもこの作品は、平成20年宇治市市民展覧会に出展しました。

コメント

 

コメント

 
管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

Powered by FC2 Blog

FC2Ad


Copyright © 四季の風 「絵筆にのせて」 倉橋 All Rights Reserved.